検見川神社

- [社格]
旧 村社
御祭神※
神祇三社検見川大明神 ※1
- ※1
素盞嗚尊 伊弉冉尊 宇迦之御魂神
口伝 全1件
- 投稿日:訪問日:評価:5“検見川神社由来”
歴史と伝統のある検見川の地に鎮まります検見川神社の御創祀は、およそ1200年前平安時代前期第56代清和天皇の御代にまで遡ります。その時、下総国(現在の千葉県)で 素盞嗚尊 (すさのおのみこと)が祀られ、災厄消除を祈った場が当地(嵯峨という地名を持つ)であったのです。古来より国家単位の災いをも取り除くほどの神威の轟きます地なのです。宇迦之御魂神 (うかのみたまのかみ)は、平安時代後期藤原氏の勢力が衰微し、天皇が院庁に入って政治をみる所謂院政期に祀られ始めました。第74代鳥羽法皇の院政期、第76代近衛天皇の御宇久寿2年(1155年)、勅命により平良文(将門の叔父)の流れを汲む千葉氏庶流で鎌倉初代将軍源頼朝配下として活躍する上総介廣常・金田小太夫頼次兄弟並びに頼次縁者三浦義澄等が、下野国(現在の栃木県)奈須原に於いて妖狐九尾の狐を退治した事件がありました。その内の一人頼次は、九尾の狐の霊威を畏み、崇敬していた宇迦之御魂神を祀りました。その後金田氏は、執権北条氏、足利将軍家、又、松平清康(徳川家康の祖父)、宏忠(家康父)と代々有力支族及び徳川恩顧の家臣として仕え栄えることになります。
そして頼次の20世の孫である金田銀太夫正明が検見川の地を領有した時代、第108代後水尾天皇の御宇元和2年(1616年)検見川大明神の御神域に宇迦之御魂神を御奉賽し、現在に到っています。伊弉冉尊 (いざなみのみこと)は、室町3代将軍足利義満が南北朝を統一せしめた時代第百代後小松天皇の御宇応永16年(1409年)以来嵯峨の地に祀られていました神様であります。尊は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と共に我が国の母神であり御神徳の高い神として人々に敬われています。江戸時代になり、金田正明が日頃崇敬していたこの神を寛永年間(1624~1644年・第3代将軍徳川家光治政下)に現在地に遷し、祭祀を営んだのが最初とされています。
祭り・行事一覧(2023年度)※
時 期 | 内 容 |
---|---|
1月1日(日) | 歳旦祭 |
2月3日(金) | 節分祭 |
4月29日(土) | 緑樹祭 |
6月30日(金) | 夏越大祓式・大祓祈願祭 |
7月31日(月) | 例祭前日祭 |
時 期 | 内 容 |
---|---|
8月1日(火)~3日(木) | 例祭神幸祭 |
10月9日(月) | 健康祈願祭 |
11月15日(水) | 七五三詣 |
11月23日(木) | 新嘗祭 |
12月31日(日) | 師走大祓式・大祓祈願祭 |
鎮座地※
〒262-0023
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