青木神社

- [社格]
旧 村社
御祭神※
- [主神]
木々能智命
- [合祀]
天照皇大神 火産霊命 倉稲魂命 大国主命 天七地五祖神 受持命
口伝 全2件
- 投稿日:訪問日:評価:5“大久保青木神社”
ご祭神久久能智命/句句廼馳神(くくのち)
天照大神(あまてらすおおかみ)
火産霊神(ほむすび)
※[別名]軻遇突智命/火之迦具土神(かぐづち)
宇迦之御魂神/倉稲魂命(うかのみたま)
大国主命(おおくにぬし)
天七地五祖神(てんしちちごのおやかみ)
保食命(うけもち)
※[同一説]宇迦之御魂神/倉稲魂命(うかのみたま)
※[神仏習合]馬頭観音(ばとうかんのん)
由緒勧請月日は不詳であるが、もと多々久之郷六箇村(久保、最戸、別所、中里、弘明寺、井土ヶ谷)の総社であったという。
青木神社は、ヌエの宮とも、盗っ人の宮とも呼ばれる、不思議な神社です。
昔、青木神社は、いまの場所からもう少し川上の、西側の岸に建っていました。ある年のこと、大雨が降りました。降り続いた雨は、土砂くずれを起こし家も畑も押し流しました。
やっと雨がやんで、村人たちがほっとした時、今まであった神社が、跡かたもなくなっていました。驚いた村人が、あたりを探したところ、少し川下の東側の岸に、そっくりそのまま、神社が移動しているのを見つけました。
人びとは、びっくり仰天しました。自分たちの鎮守様が、隣の村に行っては大変です。皆で相談して、もとの場所戻すことこしました。
何日もかけて、ようやく戻ったお宮様をみて、人びとは大変喜びました。ところが、次の日、村人は息も止まるほどに驚きました。ようやく戻ったお宮が、また無くなってしまったのです。
村人たちが、大さわぎして神社を探しあてた所は、なんと大雨で流された東側の岸の、あの場所でした。不思議なこともあるものだと、人びとは首をひねるばかりでした。
また何日もかけて、神社はもとの場所に戻りました。どうぞどこにも行きませんように、村を守って下さいと、村人たちはお祈りをしました。
でもどうしたことか、夜が明けると、神社はまた東側のあの場所に移っていました。なんど戻しても、夜が明けると、お宮は川を越えて隣村に行っています。
あんなに大きなお宮を、一晩で動かすのは妖怪の仕業だ、いやヌエの仕業だ、まつ黒な大きな羽でお宮をすっぼり包んで動かしてしまうのだと、村人は恐怖におののきました。
神社の境内には大きな木が枝を広げてお宮の屋根をおおって、昼でもうす暗くいかにも怪鳥のヌエが住んでいそうです。
村人たちが寄りつかなくなった神社には、泥棒が住みついたと噂を呼んだヌエ
祭り・行事一覧(2023年度)※
時 期 | 内 容 |
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1月1日(日) | 元旦祭 |
時 期 | 内 容 |
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9月17日(日) | 例大祭・夏祭り |
鎮座地※
〒233-0007