八王子社ハチオウジシャ

挿絵

鎮座地

〒470-3505 愛知県アイチケン知多郡南知多町チタグン ミナミチタチョウ篠島シノジマ堂山15

  • 投稿者かかし
    (142件)
    投稿日:訪問日:
    評価:3.5 “八王子社”

    正応元年(1288)伊勢国度会郡の箕輪神社より勧請された神社です

    20年毎に建て替える伊勢神宮の式年遷宮の際に出る御古材にてここの社殿も建て替えられてきました

    さらにその後の古材は篠島に点在する数々の小さな社として生まれ変わっておりリサイクルが確立されているようです

    現在、伊勢神宮の社殿一式が移築されているのは篠島のみとされております

    航海、操業の安全を願う心から、古来より造船、海上守護の神として祀られています


    ここ八王子社は男宮とされ同じく篠島内にある神明社を女宮としセットとなっています

    男宮は毎年正月3日「おわたりさま」として女宮の元に向かいます

    夜這いさながらの為かこの「おわたりさま」を見ると祟られると伝えられ島民は家にこもり、雨戸を閉め、すべての灯りを落とし声をひそめておわたりさまの終了を待ちます

    無事終えると全島に太鼓が響き、島民は続々と両神が鎮座している神明神社へ初詣に出かけるのが習わしだそうです