神奈川 □綾52

バス停から探す(民間)
神奈川の祭り・行事一覧(2023年度)※
神奈川の新着口伝
- 投稿日:訪問日:
海龍山 増徳院|横浜市南区 “海龍山 増徳院”
横浜市南区平楽にある増徳院は高野山真言宗準別格本山のお寺で海龍山本泉寺増徳院という。大同年間(9世紀初頭)の創立といわれているが、記録は残っていない。現在の元町プラザの場所にあったお寺である。古くから町の人たちの信仰の中心的存在であった。関東大震災後、昭和3年(1928年)に南区平楽103に再建され、戦災を経てそのほとんどが平楽へ移転した。現在、元町にあるのは、昭和47年(1972年)に再建された薬師堂のみである。
幕末になって、この寺の墓所をペリーの意向で外国人の墓地に提供したことから現在の「山手外国人墓地」が誕生した。ペリー艦隊のミシシッピ号船員ウィリアムズの葬式が行われたときは、葬儀の列は街中を太鼓の音に合わせて行進し、住民たちは家や店から出てきて見物した。そのとき埋葬された場所は増徳院の境内の丘であった。しかし、日米和親条約によって伊豆下田の玉泉寺に米国人用墓地が作られることになり、ウィリアムズの遺体はこの3ヶ月後に玉泉寺に改葬されている。また、こうした太鼓は戊辰戦争には官軍に取り入れられている。
新四国東国八十八ヶ所霊場(http://park3.wakwak.com/~kame/tougoku/tou88bun4.htm)では、第40番札所の増徳院の写真には現在のような唐門はなく、門柱があり、向かって右には「高野山真言宗準別格本山 増徳院」、左には「宗教法人 地福寺」と表札がある。最近になって門柱に代わり山門が建立された。
昭和初期には横浜市の丘陵地ならこれ程広大な敷地境内を確保できたのだろう。現在では増徳院境内に地福寺本堂が建立されている。したがって、この1箇所で東国八十八ヶ所霊場の第40番と42番札所をお参りできる。
本堂屋根には菊の花にしては少し違うような、それでいてタンポポの花のような飾り瓦が上がっていた。寺務所でお坊さんに聞いてみたが知らないという。気になる飾り瓦だ。
https://4travel.jp/travelogue/10799598 - 投稿日:訪問日:
功徳山 天嶽院|藤沢市 “天嶽院”
本尊
千手千眼観世音菩薩様
開山
虚堂玄白禅師
中興開山
天嶺呑補禅師
開基
北条早雲公(戒名 早雲寺殿天嶽宗瑞大居士)
山号を「功徳」、寺号を「早雲」、法堂号(本堂)を「天嶽」と命名。
中興開基
玉縄城城主、北条綱成公・氏繁公父子
再中興開基
紀伊大納言、徳川光貞卿
https://tengakuin.jp/history/
神奈川の記事
- - 横浜金沢観光協会瀬戸神社 年の瀬の行事と初詣 (12/8 歳の市)
- - カナロコ実りの秋に感謝 横浜総鎮守・伊勢山皇大神宮で「新嘗祭」
- - タウンニュース収穫や勤労に感謝 厚木神社で新嘗祭
- - カナロコ樹齢600年、三浦の古木が樹木遺産に 県内初認定で25日にイベント
- - タウンニュース世話人らで「わらすき」 金山神社で
- - タウンニュース天王町橘樹神社 26日に奉納歌舞伎 児童12人、2回公演