東京 □ミッドナイトアロー柏・我孫子

バス停から探す(民間)
東京の祭り・行事一覧(2023年度)※
東京の新着口伝
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金龍山 信松院|八王子市 “歴史の光陰を垣間見る名刹”
開基の信松尼は俗名を松姫といい、かの戦国武将・武田信玄の四女に当たります。
織田信長の三男・信忠と婚約関係にありましたが、
兄・勝頼が信長と敵対したことで、破談となった悲話があります。
やがて一族の大半が織田方に寝返る中、松姫の実兄である仁科盛信は最後まで勝頼に味方し、
信州高遠城で皮肉にも信忠軍に攻められ、奮戦むなしく壮絶な最期を遂げました。
(信忠も同年、本能寺の変で父・信長と共に明智光秀に討たれています)
落城前に松姫ら一部の者は落ち延び、無事に八王子へ辿り着くと、
松姫は出家して信松院を建立し、一族郎党の菩提を弔ったのでした。
桜の名所・高遠城趾と共に訪れ、歴史のロマンに浸ってみるのも一興でしょう。 - 投稿日:訪問日:
百草八幡神社|日野市 “足腰や心臓の弱い方はご遠慮ください”
京王百草園(もぐさえん)の南隣に位置する八幡様で、
普段は無人のようですが、それなりの規模を誇り、境内は綺麗に管理されています。
百草園は室町時代以前に存在した「真慈悲院」という大寺院の跡地として有力視されており、
当神社も少なからず関係があったようで、境内には阿弥陀堂が在り、関連を窺わせる瓦も出土しています。
郷土史的にもなかなか見どころの多い神社ですが、問題は当地までの道のりです。
基本、最寄りの京王線百草園駅から徒歩での参拝となりますが、手前には都内屈指の悪名高い急坂が待ち構えています。
その最大勾配は、なんと24%!(目黒の行人坂が15%ですから、その厳しさは推して知るべし)
最初の長めの坂を登っていくと、百草園の案内板に突き当たりますが、
「あとひと息」という文句が曲者で、実はそこからが本番。
曲がり角を二度曲がった先の急坂を見た瞬間、心が折れること請け合いです!
手すりに掴まりながらでもヒイコラ言いながら登ることになり、
それなりに健脚の人でも相当きつい坂なので、足腰や心臓の弱い方にはとてもお薦めできません。
百草園を含め、来訪を目指す方は、それなりの覚悟を持って挑んでください。 - 投稿日:訪問日:
叡昌山 宗源寺|杉並区 “高井戸の地名由来?”
京王線桜上水駅北の甲州街道沿いに2軒並ぶ日蓮宗寺院の西側の寺ですが、本堂以上に注目されるのは、境内西側に鎮座する不動堂です。
この御堂は、かつて下高井戸2-3付近の存在した修験道高井山本覚院の境内にあったもので、歴代住職の家名から(あるいは高台にあったことから)「高井堂」と呼ばれ、それが高井戸の地名由来になったという説があります。
本覚院は明治5年の廃仏毀釈のあおりで廃寺となり、高井堂も長らく放置されていましたが、数十年を経た明治44年に堂内からなぜか宗源寺の扁額が発見され、その縁で宗源寺へ移築されたといいます。
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