普賢山フゲンザン香象院コウゾウイン

挿絵

所在地

〒240-0004 神奈川県カナガワケン横浜市保土ケ谷区ヨコハマシ ホドガヤク岩間町イワマチョウ2-153

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平均評価(1件中): 5
  • 投稿者飛熊Z
    (125件)
    投稿日:訪問日:
    評価:5“香象院”

    香象院
    位置
    香象院は普賢山と號し、保土ヶ谷區帷子町三千二百十八番地にある。境内は四百三十一坪。官有地。中區淸水町東福寺の末、寺格は十一等。武藏國弘法大師新四國八十八箇所靈場の第八十八番である。
    沿革
    創立の年代及び開山・開基は不詳。天正十一年、忠秀法印の中興した所である。新編武藏風土記稿には、忠秀法印の起立とある。古來、在田山香象院安樂寺と稱して居たが、第十四世歡暁の代、今の普賢山香象院に改めた。往昔は帷子町中通り邊に在つたが、元文年中、今の地に移り、舊地は今尙、元寺屋敷と呼んでゐる。元文五庚申年に、客殿を再建し、寶歴五乙亥年に、庫裡を建立し、明和五年に山門等を造立した。今の本堂は大正十五年十一月の再建で庫裡は同七年四月の改築である。昔は芝生村の淺間神社及び帷子町の神明宮の別當を兼帶して居たが、明治維新の際に分離した。又、境内に寶歴七年建立の富士淺間社及び嘉永三年霜月建立の淺間宮・寶藏等が在つたが、同時に廢絶した。
    本尊
    本尊は不動明王の立像、二尺五寸、慈覺大師の作と傅へられてゐる。脇本尊は如意輪觀世音菩薩の坐像、竝に弘法大師像である。(「横浜市史稿」より)
    https://tesshow.jp/yokohama/hodogaya/temple_iwami_kozo.html