八劔神社
諏訪大社 上社摂社

鎮座地
〒392-0024
投稿日:訪問日:評価:5 “八劔神社”冬の季節、諏訪湖が全面結氷すると南の岸から北の岸へかけて氷が裂け、高さ30cmから1m位の氷の山脈が出来ます
これは『御渡/ミワタリ』と言われ諏訪神社上社の建御名方命/タテミナカタノカミ(男神)が下社の八坂刀売命/ヤサカトメノミコト(女神)の元へ通った道筋とされています
この現象は毎年ここの宮司さんより観測され御渡が起こると神事を開催
御祭神への報告はもちろん、なんと宮内庁や気象庁へもその内容を報告するのが恒例となっているようです
神社の方の観測が気象データに活用されてるんですね
実はそれもそのはず
なんとこの観測は嘉吉3年(1443)よりスタート
以来、約600年のデータが途切れることなく蓄積されてきたゆえに地球温暖化の推移をみるのに、これを超える観察データはほかにないとの事です
室町時代の方がもしや今の温暖化を見越していたんでしょうかね
( ̄ー ̄)ニヤリ
このあたりはショートフィルム【HELP展】御渡り / MIWATARI にてここの宮司さん自ら紹介されています
https://www.youtube.com/watch?v=1JXT_U40ttk
尚、この作品はタイで開かれた気候変動問題を巡る国際映画祭である「Changing Climate, Changing Lives Film Festival」にも出品されドキュメンタリー部門審査員大賞を受賞しているようです
神社の前に温泉の手水があります
かなり熱いのでご注意を
摂社でありながら、この神社自体も摂社があるというちょっと珍しいスタイル
【社格】
諏訪神社上社摂社
【創建】
八剱神社の創建は古く、その歴史は奈良時代にまで遡るとされています
【御祭神】
・八千矛神 ヤチホコノカミ
大黒様の幼少期の名前
諏訪大社の御祭神のお父さん
・日本武尊 ヤマトタケルノミコト
日本神話に登場する伝説的な英雄で、数々の戦いで活躍した古代の武将
・誉田別尊 ホンダワケノミコト
第15代天皇である応神天皇のことを指し弓の名手として知られています
【御朱印】
宮司さんが入れば手書きしてもらえます 500円
また足長神社の宮司も兼ねているようなのでセットで手に入ります
【駐車場】
分かりづらいですが神社東南方面に入り口があり鳥居の先に出られます










