神明神社

- [社格]
旧 指定村社
御祭神※
口伝 全1件
投稿日:訪問日:評価:4“神明神社”神明神社の建つこの地は、倭姫命(ヤマトヒメノミコト/伊勢神宮に天照を招待した神)が尾張中島宮(現:一宮市)から海路渥美宮(現:渥美町)に渡航の途中お立ち寄りになり、御神界と定められ荒御魂(アラミタマ/神様の荒ぶる魂)をお祀りしたと伝えられています
その後宝亀二年(771)に伊勢神宮より土之宮と言う土の神(御祭神の大土御祖神)をお迎えし伊勢土之宮と称しました
当時伊勢神宮に参拝する者は一旦篠島に渡りここ伊勢土之宮に参拝して「宮巡り」の成就としていました
また悪天候などの事情により篠島に渡れない場合は伊勢市の二見浦に設けられている遥拝所より篠島に向かい土之宮を拝したと伝えられているようです
どうしてもここをセットで拝みたかったんでしょうね
(;^_^A
後に神明宮と改称され、さらに明治中期に神明社、昭和20年代に神明神社となり現在に至っています。
邪悪をはらい災厄をのぞく福寿の神と尊ばれ交通安全、海上安全の神として島民はもちろんのこと島外の善男善女にも厚く信仰されています
20年毎に建て替える伊勢神宮の式年遷宮の際に出る御古材にてここの社殿も建て替えられてきました
さらにその後の古材は篠島に点在する数々の小さな社として生まれ変わっておりリサイクルが確立されているようです
現在、伊勢神宮の社殿一式が移築されているのは篠島のみとされております
神宮時代には四重の御垣内(ミカキウチ)にあって目にする事が出来なかった宝殿で使われていた木材が、檜の香り漂う神明神社の本殿として蘇っているのです
ここ神明社は女宮とされ同じく篠島内にある八王子社を男宮としたセットとなっています
男宮は毎年正月3日「おわたりさま」として女宮の元に来られます
夜這いさながらの為かこの「おわたりさま」を見ると祟られると伝えられ島民は家にこもり、雨戸を閉め、すべての灯りを落とし声をひそめておわたりさまの終了を待ちます
無事終えると全島に太鼓が響き、島民は続々と両神が鎮座している神明神社へ初詣に出かけるのが習わしだそうです
祭り・行事一覧(2025年度)※
| 時 期 | 内 容 |
|---|---|
| 1月1日(水) | 歳旦祭り・湯立祭り |
| 1月4日(土) | 例大祭/大名行列 |
| 2月2日(日) | 節分祭 |
| 2月6日(木) | 厄除祈祷祭 |
| 4月20日(日) | 御衣祭 |
| 時 期 | 内 容 |
|---|---|
| 6月30日(月) | 夏越大祓 |
| 7月12日(土) | 野島祭・大王祭 |
| 10月12日(日) | 御幣鯛奉納祭 |
| 11月15日(土) | 七五三詣 |
| 12月31日(水) | 大祓式 |
鎮座地※
〒470-3505

















