名称
濱宮 綱敷 天満宮

鎮座地
〒829-0331
口伝一覧 全1件
平均評価(1件中): 5
投稿日:訪問日:評価:5“濱宮綱敷天満宮”昌泰4年(901)1月25日に菅原道真公は太宰府への左遷の詔命を受け、翌2月1日に灘波津から太宰府へ御船出した。その途上、蓑島を巡ろうとしたところ、東北の季節風が起こり、予定の簑島から約4kmの浅瀬の小島鬼塚(現在の築上町)に漂着した。
地元の人たちは、体を休めるための小屋を建てたが、その間漁船の艫綱を円座に敷き、席を設けてお休みいただいた。船の修理が終わると一行は出発した。
天暦9年(955)6月25日の夜、生田教久に「海辺に社壇を設け、我を斎祭らば国家村民を鎮護すべし」との神託があり、その旨を国府に申し出ると速やかに社殿が造営された。
漁船の艫綱を円座に敷いた事から「綱敷神社」と名付けられた。
