岩照山ガンショウザン遍照寺ヘンショウジ

挿絵

御本尊

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    石段脇の紫陽花が咲き始めました。
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    遍照寺 観音堂 西国三十三所観世音菩薩霊場
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    遍照寺 本堂
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    遍照寺 供養門
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口伝 全1件

平均評価(1件中): 5
  • 投稿者funifunigorou
    (1件)
    投稿日:訪問日:
    評価:5“柴原観音 西国三十三所観世音菩薩霊場”

    あまり知られていませんが、遍照寺には西国三十三所観世音菩薩が三十三躰すべて安置されており、いわきにいて全ての西国三十三所観世音菩薩をお参りすることができます。

    【三十三躰なる観世音菩薩の歴史】
    鎌倉時代初期第四十八代順徳天皇の建暦元年(一二一一)、当時の開山上人善龍大和尚の開基にして、天下泰平、国家安穏を祈願とし、また万民の安楽を祈り西国(京都を中心とした近畿地方)に安置し奉られている観音菩薩像を勧請(かんじょう)された霊像であります。
    しかし、万治元年(一六五八)の二月災禍にあい消滅してしまいました。
    その後、第十六世恵天大和尚は深く観音の中絶を悼み、宝永元年(一七〇四)三月、西国の赴き三十三所を巡拝し全霊場の本尊を刻み泰戴しました。
    その分霊は同年七月東海を渡り、磐城の国中之作(現在のいわき市中之作港)に上陸して所どころに仏果の血縁を行い安永八年(一七七九)観音堂を建立して、當山にお迎えし参りました。
    七月十日 四万六千日の縁日を以て入仏佛供養し奉り、今日に至ります。
    現在は八月 第四土、日に観世音菩薩大祭を執り行い、観世音信奉者の心の拠りどころとして信仰されています。

    【願意】
    安産祈願、家内安全、身体堅固、災厄消除、学業成就、商売繁盛、良縁成就、合格祈願、心願成就などなど

所在地

〒979-3111 福島県フクシマケンいわき市イワキシ小川町柴原オガワマチシバハラ宮脇36

付近の寺院

御作法