亀岡 八幡宮

- [社格]
旧 指定村社
御祭神※
口伝 全1件
投稿日:訪問日:評価:5“亀岡八幡宮”祭神 応神天皇
境内社 稲荷神社
亀岡(かめがおか)八幡宮は逗子(1〜7)の鎮守である。創建年や縁起については不詳である。新編相模国風土記稿(天保12年(1841年)成立)には「八幡宮、村の鎮守なり、延命寺持」とある。祭神は応神天皇であり、例祭は7月16日に行われ、神輿庫、山車庫に納められている神輿と山車も巡行する。
神仏分離後の明治6年(1873年)12月には村社に列せられ、正式に逗子村の鎮守と定められた。古くは単に「八幡宮」と称せられたが、古くからの慣習で「亀岡八幡宮」と呼称する。昭和28年(1953年)10月、宗教法人亀岡八幡神社として登録され、神社本庁に所属した。境内は字「高畠」となっており、なだらかな岡で、亀の背中のようであったというところから、亀岡と呼ばれたのであろう。鎌倉の「鶴岡八幡宮」に対し「亀岡八幡宮」と名付けられたものであるが、鎌倉時代からの呼び名ではないであろう。逗子市には他に亀井公園など亀を冠する場所がある。隣の鎌倉市には亀ヶ渕(二階堂)や亀ヶ谷坂切通などの亀が付く字地名が残るが、亀が住む沼や川の淵、川が流れる谷などに亀の名を冠する方が地名としては有りふれていようか。また、丘陵には亀の甲羅のような形のものが多いのだが、地名にはそれ程多くはないようだ。鶴についても餌場である川や沼、田圃などの低地に付けられるのが普通であろうか?「鶴岡(つるがおか)」などは頼朝が鎌倉に入ってから付けられたものであり、源平池がかつては田圃であった頃に鶴が舞い降り、その山麓に創建した寺社(鶴岡八幡宮寺)に目出たい鶴の名を冠したのであろう。
JR横須賀線・逗子駅の南東約250mという駅前にあり、参道入口には逗子市役所がある。1,117坪あった神社境内が剣道改修(121坪)や逗子警察署建設用地(247坪)(現在は市役所)が割かれて狭まった。
大正8年(1919年)12月に「神饌幣帛料供進神社」に指定されたことを記念して、大正12年(1923年)2月に現社殿が新築された。その年の9月1日に関東大震災に遇ったが辛うじて倒壊は免れ、修覆を加えて現在に至っている。拝殿の彫刻はこの時代のものであるから手が凝っているのであろう。
中心地にあるために、境内でフリーマーケットや骨董市が開かれている。
https://4travel.jp/travelogue/10840115
祭り・行事一覧(2025年度)※
| 時 期 | 内 容 |
|---|---|
| 2月2日(日) | 節分祭/豆まき・撒豆神事 |
| 3月15日(土) | 祈年祭・甘酒祭 |
| 時 期 | 内 容 |
|---|---|
| 7月16日(水) | 例大祭・神幸祭 |
| 11月16日(日) | 新嘗祭・七五三祈請祭 |
鎮座地※
〒249-0006
最寄駅・路線
最寄のバス停・路線
付近の神社
関連する記事※
- - タウンニュース逗子市内の節分祭 あす神社仏閣で























