名称
赤羽 八幡神社

鎮座地
〒115-0053
投稿日:訪問日:評価:4 “目立つのに行きにくいのが難…”JR赤羽駅の北西に鎮座する赤羽の総鎮守で、高台に在るのでホームからも視認できますが、
実際にお参りするのは存外大変です。
まず入口が判りにくく、知らずに行こうとすると、なかなか見つからないでしょう。
本社は新幹線の高架とJRの線路とに挟まれた高台に位置し、
入口は西側から高架をくぐった先にあるため、規模のわりに目立たないのが難点です。
無事に入口を見つけられても、その先の階段が次なる難関です。
この界隈は赤羽台の名前が示すとおり、新河岸川の河岸段丘が東西にそびえており、
その東端に位置する本社も。周囲との高低差が半端ではありません。
バリアフリーそっちのけの長大な階段は、足腰の弱い参拝者の心を容赦なく折ってくれます。
一応、高架西側に車両用の坂もありますが、
こちらも非常に勾配がきつく、女坂などと形容できるレベルではないので、
自信のない方はハイヤーを頼んだほうが賢明かもしれません。
それらの困難を乗り越えて辿り着く境内は、台地上とは思えない広壮さで、
社殿の規模、末社の数などから、総鎮守の威容を充分に感じられます。
また、高台にあるため眺望も良く、南側の展望台から絶景を楽しめます。
社歴としては平安時代初期にはすでに存在していたらしく、
坂上田村麻呂・源頼光・源頼政・太田道灌といった錚々たる武将が再建に関わり、
勝負事に強い神として、受験生やスポーツ選手などからの信仰を集めています。










