名称・別称

静岡シズオカ八幡神社ハチマンジンジャ

  • 駿府スンプ八幡宮ハチマングウ
挿絵

鎮座地

〒422-8073 静岡県シズオカケン静岡市駿河区シズオカシ スルガク八幡山ヤハタヤマ4

  • 投稿者かかし
    (142件)
    投稿日:訪問日:
    評価:5 “静岡八幡神社”

    ★静岡最古の八幡社、歴史と伝説の交差点★

    戌亥(乾)守護、厄除け、交通安全、子育てなどの神様

    八幡神社は、推古5年(597年)に有渡八幡宮として鎮座されたと伝えられる、静岡市内随一の八幡社です
    古来より、源氏・今川・武田・徳川など、多くの源氏武将に氏神として崇敬されてきました

    鎮座地の八幡山には、戦前まで二十基近い古墳があったとされており、神社の実際の創建年にかかわらず、当地が6世紀の時点で信仰の場であったことがうかがえます

    また、八幡山に築かれた八幡山城は、駿河守護・今川範政が応永18年(1411年)頃に築いたとされる城でもあります

    『駿河国新風土記』によれば、源義家がこの地の神社を一度再建し、永正14年(1517年)には今川氏親が修造したと記載されています

    その後、永禄11年(1568年)に駿河へ侵攻した武田信玄によって八幡神社は焼き討ちされましたが、徳川家康の命により、慶長18年(1613年)には拝殿・神楽殿・桜門・諸末社などが再び修造されました

    ※由緒ある神社は戦国時代、焼き討ちされがちですね……
    (^▽^;)

    なお、本殿の棟札には守護・今川氏親や、丸子城城主・斎藤安元などの名がありましたが、1945年6月の静岡空襲により、徳川家康奉納の楼門とともに焼失しています

    境内には、東照宮300年祭に奉納された狛犬や、東照宮本殿の御簾(みす)とも、徳川家康が寄進したと伝わる御簾なども現存しています

    また、駿河では非業の死を遂げた人々を「死霊八幡」や「弥陀八幡」として祀る信仰があり、海野一族、曾我一族などを祭神とする社や、八幡山城跡、境内社、小堀手水などの語り部が点在しています

    というか……境内社、多すぎですね、ここ
    (;^_^A