八幡神社

鎮座地
〒410-0831
口伝一覧 全1件
投稿日:訪問日:評価:4.5“八幡神社”★沼津昔話 「天狗の相撲」 の聖地巡礼★
昔、沼津市の上香貫市場に天狗が現れるという噂がありました
ある夜、弥七という正直者のおじいさんが急いでいる途中、天狗に相撲を挑まれます
じいさん相手なら勝てると思ったかもしれませんが、なんと天狗は弥七じいさんにあっさりと投げ飛ばされてしまいます
天狗は相当悔しがりリベンジを挑もうと弥七じいさんを石でつまずかせ、無理やり相撲を取らせようとしました
そこへなぜか白馬に乗って現れたのがここ八幡神社の神様
おれの氏子をなぜいじめるのだ、
よいか天狗よこれからは決して弱いものいじめをしてはならぬ
お前の力は人のために使うのだ
と天狗を戒めます
白馬に乗った神様には敵わないと天狗は反省し、以後、村人たちと仲良く暮らし親切に振る舞うようになったようです
そんなここの御祭神は
【御祭神】
譽田別命 ホンダワケノミコト
ー応神天皇の事 八幡神社と呼ばれる神社は皆この神が祀られています
素戔嗚命 スサノオノミコト
ー日本神話界屈指の暴れん坊 最高神天照大御神の弟
一体どっちが白馬に乗ってきたんでしょうね
( ̄ー ̄)ニヤリ
【由来】
創建不詳ですが古くからこの地に鎮座しています
ここ市場町という地名も、八幡神社に市が立ったところから名付けられたとされているようです
明治9年(1876)に御成橋が出来るまでは、八幡神社と対岸の上土町との間を結ぶ渡しが「大渡し」と呼ばる主要なインフラだったようです
天狗の改心と言い、重要インフラと言い沼津の発展はこの八幡神社にあるったのかもしれませんね
(^―^)
氏子さんのお話しによると
神社入り口の『乙女の神』の正体は宮司さんでも知らないとの事
また鳥居くぐって右手に小さなお地蔵さんがいますが、神仏習合の名残ではなくこれもまた神様であるとの事
その昔この辺に住むおばあさんがいつも赤い帽子を被せにお参りに来ていたそうですが、体調を崩してからは宮司さんがその役を担っているそうです
ちなみにここもなんの神様なのかは、わかんないんだそうです
(;^_^A
