二之宮ニノミヤ浅間神社センゲンジンジャ

挿絵

鎮座地

〒418-0054 静岡県シズオカケン富士宮市フジノミヤシ光町ヒカリチョウ2-1

口伝一覧 全1件

平均評価(1件中): 4
  • 投稿者かかし
    (142件)
    投稿日:訪問日:
    評価:4“二之宮浅間神社”

    【海山彦山幸彦神話の登場神】

    二之宮浅間神社は古くからここ二之宮に鎮座、崇敬されていたお社

    一時期は富士山本宮浅間大社の摂社として本宮の境内にて尊崇されてきましたが、大正3年にこの地方の氏神として奉遷(神様を移す)され、『産土(うぶすな)神』(生まれた土地を守護しその地に生まれた人の一生を守護する神様)と信仰されて今日に至っています

    【御祭神】
    火遠理命 ホウリノミコト

    富士山の神様にして日本神話界屈指の美人神『木花之咲耶姫命/コノハナサクヤヒメ』の第三王子です
    浅間第三御子神ともよばれています

    サクヤヒメは産屋に火をつけ火中で三神産みました

    ・火が初めに明るくなったときに火照命
    ・火が盛んな時に火須勢理命 ホスセリノミコト
    ・火の衰えた時に火遠理命 ホウリノミコト

    長男のホデリと三男のホウリは生まれながらに各々釣針と弓矢という「幸」を持っていました

    そこでホデリは海幸彦、ホウリは山幸彦と呼ばれるようになりあの昔話へ繋がっていくのです

    尚、ここにはホウリがいらっしゃいますがホデリはここより東へ500mほど行った若之宮浅間神社にいらっしゃいます

    近くで仲良しそうですが昔話に中ではなかなかのイザコザを披露してくれています
    (;^_^A

    ちなみにサクヤヒメが産屋に火をつけた理由は夫のニニギに不貞を疑われたから

    それが何故放火に? なんて言っていたら古事記は読めませんよ
    ( ̄ー ̄)ニヤリ


    駐車場:神社脇にスペースあり
    御朱印:社務所無し 見当たりませんでした