龍王神社

鎮座地
〒416-0945
投稿日:訪問日:評価:4.5 “龍王神社”★富士の山 龍も集まり 水まつり★
駿河湾に面した三四軒屋/サンシケンヤ地区に鎮まる龍神社/リュウジンジャ
この地名は昭和15年に三軒屋と四軒屋が合併したことから生まれました
もともと両地区にそれぞれ龍神社(龍王神社)がありましたが、昭和61年8月10日に合祀され、現在の姿となっています
境内地は旧三軒屋龍神社の跡にあたります
境内には若者たちがトレーニングに使ったとされる「力石」が鎮座
重さは100kgを超えるそうで、当時の氏子さんたちは筋トレを神社でこなすほど体力が有り余っていたのかもしれません
今でいう「ジム感覚」だったのでしょうか
( ̄ー ̄)ニヤリ
創建については境内の掲示に「慶応3年(1867)」と記されていますが、その年の棟札には「再建」との記録があるため、それ以前から祀られていたと推測されます
150年ほどの歴史があるんですね
御祭神は水を司る八大龍王
①大海祇命/オオウミツミノミコト
天地開闢の際に現れたとされる海原を司る大神
②上津海祇命/カミツウミツミノミコト
伊弉諾尊が禊を行った際に生まれた海の表層を守護する神
③底津海祇命/ソコツウミツミノミコト
同じく禊から生まれ海の深みを支配する神で災厄を鎮める力を持つ
④速秋津彦命/ハヤアキツヒコノミコト
禊で現れた水流の神で川海を浄め穢れを速やかに流す男神
⑤速秋津姫命/ハヤアキツヒメノミコト
速秋津彦と対をなす女神で清流に宿り人々の罪穢れを洗い流す
⑥水速女命/ミズハヤメノミコト
清水の神格化であり災いを祓い生命を潤す水の女神
⑦瀬折津姫命/セオリツヒメノミコト
川の瀬で罪や穢れを分け流し黄泉へと運ぶ祓戸四神の一柱
⑧富士沼宇胡龍神/フジヌマウコリュウジン
富士山麓の沼に宿ると伝わる龍神で水源と豊穣を司る守護神
いずれも水の神格であり、古来より漁師たちから漁業安全や大漁祈願の社として信仰されてきました
ちなみに正式名称は「龍神社」ですが、これだけ龍王が勢揃いするとつい「龍王神社」と呼びたくなるのも人情です
(。-∀-)ニヒ
神社は防潮堤沿いに位置し、天気の良い日には富士山が雄大に姿を現し、社殿とともにまさに神々しい風景を描きます
御朱印:書置き(印刷)が拝殿前に用意されています









