名称・別称

雲見クモミ浅間神社センゲンジンジャ

  • 雲見神社クモミジンジャ
挿絵

鎮座地

〒410-3615 静岡県シズオカケン賀茂郡松崎町カモグン マツザキチョウ雲見クモミ386-2

  • 投稿者かかし
    (142件)
    投稿日:訪問日:
    評価:5 “雲見浅間神社”

    ★超絶美女と醜女の戦い★


    神社は大山祇命の娘、磐長姫命を祀っており、磐長姫イワナガヒメと妹の木花開耶姫コノハナサクヤヒメの物語に基づいています

    磐長姫は醜女で、妹の木花開耶姫は超絶美人でした

    古事記における天孫降臨の話の中で天より下った邇邇芸命ニニギノミコトに磐長姫と木花開耶姫が嫁に出されます

    ところがニニギは事のあろうか美女の木花開耶姫だけを娶り、磐長姫を追い返してしまうのでした

    これに磐長姫はブチギレ

    美女である妹に呪いをかけただけでなく、永遠の命を司る磐長姫は世の人々の命までも短命にしてしまった言われています

    ※磐=岩とされ頑丈なイメージから長寿の神と言われています


    今日我々がたった100年弱の寿命になっているのはまさにこの出来事が原因

    ニニギさん、なんちゅう事してくれたんでしょうか
    (;^_^A


    その後磐長姫は雲見浅間に祀られ、木花開耶姫は富士山に祀られました

    磐長姫は富士山を見るのを嫌い、雲で顔を隠しているとされ、雲見と富士山は両者が一度に晴れることがないと言われています

    また、雲見で富士山の話をすると海に投げ出されるという言い伝えもあり、地元の人々は富士登山を避けているようです


    という事はどんな晴れ間でここに訪れても富士山は見えないってことね

    残念です・・
    (。-∀-) ニヒ