名称
石廊崎 熊野神社

鎮座地
〒415-0156
投稿日:訪問日:評価:5 “石廊崎 熊野神社”★片道9km 恋の航海お静便★
石廊崎近くの長津呂に住んでいた名主の娘・お静と、漁師の幸吉は、身分違いの恋に落ちるという江戸版ロミオとジュリエット状態でした
お約束通り2人は親たちに引き裂かれ、逢引させないよう幸吉側が遠く神子元島へ島流しとなってしまいます
互いが気になる二人は毎晩火を焚いて無事を確かめあう“リモート恋愛”を継続していました
ところがある晩、幸吉の火が見えず、お静は「もしかして既読無視!?」とばかりに気持ちが収まりません
いてもたってもいられなくなったお静は、小舟を漕いで神子元島へと向かいます
すると海も演出に一役買い、嵐を巻き起こして一気にクライマックスへ
お静は身分の壁を胸に抱えつつも、気合と祈りでなんとか島にたどり着きました
恋愛ドラマさながらの展開に、ついに親たちも折れ、二人は晴れて結ばれることとなったのです
今ある祠の場所はお静が火を焚いていた場所と言われています
そしてそんな由来を持つ神社は“縁結びのパワースポット”とされるのは至極当然
今日も悩める少女が恋の祈願に訪れるのでした
( ̄ー ̄)ニヤリッ




