静岡 □深萩西バス停

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静岡の新着口伝
- 投稿日:訪問日:
八幡神社|榛原郡川根本町 “八幡神社”
★寒さをしのぎ、命を失い、そして神となる★
~極寒の夜の奇妙な運命~
昔、極寒の夜に旅のお坊さんが坂京の農家を訪れ、寒さで震えながら火に当たらせてほしいと頼みました
優しいおばあさんが快く迎え入れ、
「錫杖を置いて火に当たって」
と言ったのですが、お坊さんが錫杖を棚に置こうとした瞬間、大騒動が始まります
おばあさんが何気なく錫杖を頭上に持ち上げたとたん、お坊さんは突然「助けてくれ!」と叫び、全力で逃走
お坊さんは襲われると勘違いしたようですが、おばあさんはなんと別の勘違い
「逃げると言う事はまさか泥棒?!」とおばあさんが泥棒扱いで叫ぶと、村中の人が大合唱
「どろぼうだー!」の声に大勢が石を手に追いかけ、最終的にお坊さんは大井川で投石により命を落としてしまうのでした
その次の年の事この村に疫病が流行り多くの村人たちが苦しむことに
もしかして坊さんの祟り?
冷静になった村人たちは、「そもそも泥棒じゃなかったかも?」と反省し、お坊さんを八幡神社に祀ることにしました
その後、村は病気もなく平和になったと言います
要するに、「お坊さん、寒い夜に逃げる羽目になり、最終的に神様扱いされる」のお話しでございました
尚、お坊さんに止めを刺したという石は今でも神社裏に
「ひじり坊」として祀られお坊さんを讃えています
【御祭神】
・瀬織津姫 セオリツヒメ
日本神話に登場せず隠された存在とされる謎な女神
本来祝詞と言う神事に謡われる詞のみ出現するレアキャラなのに各地に
祀られているというミステリアス性高い神様です
・品陀別命 ホンダワケノミコト
応神天皇 八幡系の神社には必ずお見えになる人神様です
駐車場:あり
御朱印:誰もいませんので無いかと - 投稿日:訪問日:
大井神社|榛原郡川根本町 “大井神社”
★村を脅かす大蛇 壮絶な戦いがそこにはある★
昔、この神社の下に大きな池があり、そこには大蛇が住んでいました
ある日、この池で洗濯をした女性が池を汚したとして大蛇は怒り、彼女の子供を飲み込んでしまいます
女性に助けを求められた村人たちは、大蛇を退治しようとしましたが失敗
しかも逆上した大蛇に村の畑を荒らされてしまうのでした
満を持して現れた村の一番の力自慢、平八が池で大蛇に挑むもこれも返り討ちに
困った村人は通りがかったお坊さんに知恵を尋ね、その助言に従い池の水を大井川へ流す為の穴を掘りました
池の水が減ると大蛇は池を去り、村は平穏を取り戻したと言います
男の子を救えなかった悲しみは残りましたが、村人たちは自由に暮らせるようになりお坊さんに感謝したそうです
出展:中川根のむかし話
実際にこの辺りには池があり大雨の度に村が浸水したと言われています
そこで大井川まで水を流すための水路を作るも、測量技術が不十分であった事もあり完成までの道のりは遠かった様です
そんな困難が大蛇と言う架空の障害を生み出したのかもしれませんね
(^―^)
【御祭神】
弥都波能売命(ミズハノメノミコト)
ミツハノメは水が這うと言うイメージで蛇のように蛇行する川の象徴
転じて灌漑用水、生活用水などの水の精霊とも言われています
映画「君の名は」のヒロイン 宮水三葉の名前の由来の神様だったりします
【創建】
1260年
1502年に現在の場所に御遷座
駐車場:鳥居前に路駐スペースあり
御朱印:無し - 投稿日:訪問日:
八王子神社|富士市 “八王子神社”
★金仏像で幸せ八倍?みなでハッピー八王子神社★
昔々、ここ大渕の曽比奈で牛や馬を売って生計を立てていた商人がいました
ある日、旅の帰り道に売られていた金の仏像を吸い込まれるように購入ト
家に飾って毎日拝んだら、成す事すべてが大成功!瞬く間に超リッチになったようです
これには村人も「宝くじレベルの当たりじゃん!」と大層驚愕したの事
ところが、ある日商人の枕元に金仏が立ちます
「自分だけリッチになるのはダメ。みんなでハッピーになりなさい」
と一喝されます
ビビった商人は、仏像を八つの釜に詰めて地中に埋め、その上にモミの木を植えました
そして村の神様としてここ八王子神社を建立
すると不思議なことに、村全体が大繁盛
作物もよく実り、村人たちも揃ってハッピーになったのでした
ところがある日、別の村から「神様なんてウソっぱち!」と豪語するおじさんが出現
馬で堂々と神社の前を通過しました
すると、大地は揺れ、雷雲うねり、豪雨が襲い、馬は大パニックに!
結果、おじさんは馬から落ち命まで落とすのでした
「神様、やりすぎじゃない?」という感じですが、村人たちは彼を馬頭観音として祀ることにしたそうです
どうやらここは「調子に乗ると痛い目にあう」という教訓めいた神社のようですね
( ̄ー ̄)ニヤリ
●はちおっつぁんの井戸
富士市北部の「水なし村」と呼ばれる地域では、標高が高く湧水が乏しいため、生活用水の確保に苦労していました
そんな中、この神社の境内にあった池は「はちおっつぁんの井戸」として知られ、常に湧水が湧き出していたと言います
この池の水は枯れることがなく、干ばつの際には周辺地域からも多くの人々が水を求めて訪れました
また、昭和初期まで「この水を飲むと疱瘡が治る」という信仰もあり、地域の人々にとって命を支える大切な存在であり続けたそうですよ
駐車場:あり
御朱印:社務所無し、見当たりませんでした
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