静岡 第一通り

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静岡の祭り・行事一覧(2025年度)

静岡の新着口伝

  • 投稿者かかし
    (64件)
    投稿日:訪問日:
    ⛩月間神社|賀茂郡南伊豆町月間神社

    『延喜式神名帳』(927年に編集された最古の神社リスト)にリストアップされている超絶古参の神社

    ですがリストでは月間神社でなく竹麻神社であると記されています

    実はここはかつて「竹麻神社」として旧湊村月間に鎮座していましたが、地理的な変遷により現在は三つの場所に分祀されてしまいました

    そのため拝殿額縁には竹麻神社と記されています

    具体的には
    ①現在の竹麻神社(本社)
    ②若宮八幡(伊豆町湊) 祭神/物忌名神)
    ③八幡神社(下田市吉佐美) 三島明神/祭神:阿波比咩命
    であると伝えられていています

    創建は、丈徳天皇嘉祥3年(850)とされていますが詳細は不明

    【御祭神】
    事代主命
    三島大社の祭神でえびす様とも言われています

    地元の人々はこの地域が三島大社の旧地であると伝えているようで、治承元年(1177)には源氏を追討を祈願するため「正一位三島大明神」と称し、社蔵にはその刻まれた額が残っているようです

    拝殿から離れた位置にある本殿がいい感じの神聖さを醸し出しています

    【境内社】
    水神社 : 祭神 水速女神/ミズハヤヒメノカミ
    ココの祭神はあの有名な映画「君の名は」のヒロイン、三葉の名前の由来となった女神です

    映画ファンは参拝必須ですね
    ( ̄ー ̄)ニヤリ


    駐車場:あり
    御朱印:見当たりませんでした

  • 投稿者かかし
    (64件)
    投稿日:訪問日:
    ⛩三島神社|賀茂郡南伊豆町三島神社

    『延喜式神名帳』(927年に編集された最古の神社リスト)にリストアップされている超絶古参の神社

    平安時代初期の大同年間(西暦806年~810年)に創建されたものといわれています

    一番の見どころは鳥居右側にそびえる巨大な夫婦楠です

    さながら仲睦まじい夫婦のように根がひとつに連なった珍しい楠の巨木は樹齢1000年以上ともいわれ、女神であるとの神秘的な言い伝えが残されています

    根株主幹が地上高32cmまで結合しており、眼通りは南東8.3m、北西6.2mほどあり、樹高に至っては約23mに達します

    この木は平成14年12月10日、静岡県指定天然記念物に指定されました


    【御祭神】
    《主祭神》溝熾姫命 /ミゾクニヒメノミコト
    天照大神の娘または姉であるという説がある女神
    夫婦楠の妻側なのでしょうかね 

    《合祀》明治45年(1912)
    石井山神社 大山祇命
    加納八幡神社 誉田別命
    田村神社 田村神(瓊々杵尊)
    貴船神社 高寵神
    黄宮神社 素盞嗚尊


    国道より住宅地に入った場所にある神社

    車の往来も少ないので静かな環境となっており神々しさが増します

    夫婦楠はとても大きいので遠くからでも視認しやすく迷う事はないでしょう
    (^―^)


    駐車場:社前にスペースあり
    御朱印:見当たりませんでした

  • 投稿者かかし
    (64件)
    投稿日:訪問日:
    ⛩吉田白鳥神社|賀茂郡南伊豆町吉田白鳥神社

    途中より徒歩でないとアクセス出来ない神社

    小さなポール看板を見逃すと辿り着くのはかなり困難な立地と言えます

    まあ、辿りつく必要があるかどうかは別議論ですが・・
    (;^_^A


    境内には1967年に県の天然記念物に指定された樹齢約800年のビャクシンの老木があります

    またその他の木々も海風の西風に耐えてきたからかユニークな曲がりをされているものが多く感じますね

    車が入れないことで静寂さを保っている境内とその不思議な木々たちのおかげで境内は神秘的な雰囲気に包まれていると言っても過言ではありません

    【御祭神】
    日本武尊/ヤマトタケルノミコトと弟橘姫命/オトタチバナヒメ
    の夫婦神

    弟橘姫は九州にて海を渡る際、船が荒れたため自ら身を投じ波を静めるために犠牲になりました

    その勇敢な行動は後世に語り継がれ、海神を鎮める神として崇拝されています

    転じて「航海安全の神」「安産の神」として信仰されている神様たちになります


    この神社での安産祈願では、夫婦でおみくじを引き無事に出産すると穴の開いた「ひしゃく」と「麻ひも」を奉納する変わった風習があります

    また、1974年の伊豆半島沖地震で被害を受けたため、社殿は西側に移されました


    駐車場:ありません
    御朱印:見当たりませんでした