米之宮 浅間神社

- [社格]
旧 郷社
御祭神※
口伝 全1件
投稿日:訪問日:評価:5“米之宮浅間神社”★富士山が見えなくても御朱印で出会える特別な富士★
静岡県富士市に鎮座する「米之宮浅間神社/コメノミヤセンゲンジンジャ」は、飛鳥時代の白鳳年間に創建されたと伝わる古社で、1300年以上の歴史を誇ります
旧社司錦織氏の古記録によれば、西暦674年に天武天皇の勅使である大江長元が当地を訪れ祭祀を行ったことに始まるとされ、当初は一寸八分の米粒を御神体とし、万民に米食の福田を与え恵み給う神として「米之宮」と称されました
その後、大同年間に噴火した富士山を鎮めるため、山霊である御祭神木花開耶姫命/コノハナサクヤヒメノミコトを勧請し、浅間神社となったと伝えられています
江戸時代の「駿河国新風土記」には、当社祭神が浅間第八御子神と第十八御子神に比定され、「八」と「十八」を合わせると「米」となることから「米之宮」と称されるようになったと記されています
また寛政年間の古文書には、境内の広さが13,515坪とあり、当時は富士山本宮浅間大社、富士下方五社に次ぐ規模を誇ったことがわかります
現在でも市街地にありながら3,594坪という広大な境内を持ち、本殿、拝殿、舞殿、社務所のほか、東側には福寿宮・天満宮の合殿が鎮座しています
境内および隣接する米之宮公園には御祭神にちなみ数多くの桜が植えられ、春には満開の桜で彩られる花見の名所として賑わいます
昼間はもちろん、夜桜も楽しめるスポットで、週末には多くの参拝者や家族連れで活気に満ちています
鮮やかな朱色の鳥居や社殿の背後にそびえる雄大な富士山は圧巻で、絶景を楽しめる神社としても人気があります
写真用のお立ち台も用意されているほど、雄大な富士目当てで来られる方も多いようです
ただし天候によって富士山が望めない日もあり、その際には御朱印に富士山の特別なスタンプをいただくことができるのも楽しみのひとつです
ご利益としては、安産祈願、良縁成就、開運厄除、学業成就など多岐にわたり、地元のみならず県外からの参拝者も多く訪れます
また七五三詣や各種祈祷も盛んに行われており、地域の人々に古くから親しまれてきました
悠久の歴史を持ち、富士山の恵みとともに歩んできた「米之宮浅間神社」
参拝はもちろん、四季折々の自然や御朱印の楽しみも味わえる、富士市を代表する古社です
祭り・行事一覧(2025年度)※
| 時 期 | 内 容 |
|---|---|
| 1月 | 新年奉納行事 |
| 2月 | 節分祭・建国記念祭 |
| 5月 | 例大祭/浜降り神事・稚児行列 |
| 時 期 | 内 容 |
|---|---|
| 6月 | 夏越の大祓 |
| 10月 | 福寿の宮例祭・新穀感謝祭 |
| 12月 | 大祓式 |
鎮座地※
〒416-0906
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