大井神社

御祭神※
口伝 全1件
- 投稿日:訪問日:評価:4.5“大井神社”
★奇跡を生み出す大井のしめ縄★
およそ500年前、今川氏が駿河国を支配していた時期、藤枝の田中に築かれた城内に氏神が祀られていました
ですが後にその神は武田氏に奪われ、保福島の大井神社に移されました
江戸時代には、再度田中城の殿様もこの大井神社にお参りするようになります
そんなある年ここの藩主であった本多正矩/ホンダマサノリが参勤交代で江戸に詰めていた際、家臣らと共に疫病(伝染病)に掛かってしまいました
この事は江戸でも有名になり「疫病本多さん」と言われたそうです
この時田中にいた家来たちは大急ぎで大井神社に参拝
しめ縄を飛脚を使い江戸に送ると嘘のように疫病が祓われたと言います
疫病が治ったことから以来、大井神社大祭の際には藩主が当日の卯の刻(午前6時)に起床し御注連縄を拝受するのが慣わしとなりました
また大井神社は本多家より寄進を受け、本多家家紋「立葵紋/タチアオイモン」を神紋として使用する事を許されました
今でも「立葵紋」入りの御輿(みこし)が大井神社にあるそうです
その後も毎日遠州から藤枝の宿に通う馬子が大井神社でしめ縄をもらうと、不思議とその家族は病気にかからなかったりとここのしめ縄はチート級の威力を発揮したようです
安永元年(1772年)、旧本殿が風水害で倒壊
安永9年(1780年)に再建された現在の本殿は、多くの彫刻で飾られた流造り(ながれづくり)で市指定文化財になっています
本殿はガラス窓より見られる仕様になっています
【御祭神】
・彌都波能売神/ミツハノメノカミ
名前のミツハノメは水が這うと言うイメージであることから蛇のように蛇行する川の象徴
水の女神で映画「君の名は」のヒロインの名前の由来です
・土波邇夜須比売神/ハニヤスヒメノカミ
日本国を産んだ伊邪那美/イザナミという女神が息絶える際に漏らした大便から産まれた女神
とんでもない出生をお持ちの方ですが大便→肥料→農業→土の神 と進化するようです
・天照大神/アマテラスオオミカミ
言わずと知れた日本神話界の最高神です
日の神様になります
【境内社】
左側:津島神社
右側:稲荷神社
駐車場:あり
御朱印:見当たりませんでした
鎮座地※
〒425-0087
最寄駅・路線
最寄のバス停・路線
- 焼津市総合体育館バス停 から徒歩3分(236m)
- 経路確認