名称
蛭子神社

御祭神※
- [推定]
ゑびす 事代主神 蛭子神
口伝 全1件
平均評価(1件中): 3
- 投稿日:訪問日:評価:3“蛭子神社”
【御祭神】
蛭子神 ヒルコシン
『古事記』にて国産みの際、イザナキ(伊邪那岐命)とイザナミ(伊邪那美命)との間に生まれた最初の神ですが、不具の子として産まれてしまいました
原因は子作りの際に女神であるイザナミから先に男神のイザナキに声をかけたから
イザナキ・イザナミ神の言葉として「わが生める子良くあらず」とあるのみで、実際にはどういった子であったかは不明ですが、手足が無い、または水蛭のように手足が異形であった子と解釈されています
その後、天磐櫲樟船(あめのいわくすぶね)に乗せられ産まれたオノゴロ島より流されてしまいます
ひどい話ですね(/ω\*)ウゥ…
流された蛭子が辿り着いた先は日本各地に残っており、いずれも蛭子神を祀る神社が存在します
また日本海側沿岸では漂着物をエビス神として信仰する事も多いようです
後世になり七福神の恵比寿神と同一視されるようになります
海から流れ着いた事で豊漁の神となり、それが鯛を持つ恵比寿さんの姿と合致したんでしょうかね
その為 蛭子とかいてエビスと読むことがあり、各地に苗字、地名が存在しています
という事でここにも蛭子神が流れ着いたのでしょうか?
であればオノコロ島は現在の淡路島と言われていますので、相当な長旅で来たのでしょうか・・
そう考えると住宅街にぽつんとあるこのような小さな神社にも物語が生まれてきますね
(^―^)
尚、不具の子にまつわる類似の神話は世界各地に見られますが、一度葬った死神を後世に蘇生させて伝説や信仰の対象になった例は大変珍しいようです
鎮座地※
〒413-0411