名称
多爾夜神社

口伝 全1件
平均評価(1件中): 4
- 投稿日:訪問日:評価:4“多爾夜神社”
★猿が舞い豊漁を祝う神社★
たにや神社と呼びます
創建不詳ですが、『延喜式神名帳』という古代の神社リストに掲載のある神社ですので延長5年(927)以前に遡るとされます
社名は「谷家/タニヤ」が語源とされ、同地区の山道を上がった先にある山神社に関係する元宮とされてます
11月3日の例大祭では、同地区の出崎神社と共に、赤装束の子供たちによる猿舞(猿っ子踊り)が披露されます
猿舞は赤装束に身をまとった子供達がお囃子に合わせ立ち踊る伝統行事
これは天正18年豊臣水軍による海賊行為に困り果てていた時、船主に猿の格好をした人を立て海賊を追い払ったことが起源です
「さる」は魚が「去る」と言うことで漁師の間では禁句になっていることを逆手にとっているそうですね
一方「猿」はお正月に舞う猿回しと同様縁起の良いもので豊漁を祝う側面もあるようです
境内には大東亜戦争時、旧賀茂村に駐留した予科練(海軍少年飛行兵)が、その当時の住民の親切が忘れられず、昭和50年にこの里が永遠に安らかであることを祈り建設された忘れじの碑 が建っています
【御祭神】
積羽八重事代主命 ツワヤエコトシロヌシノミコト
三島大社と同じ御祭神
出雲大社御祭神 大国主 オオクニヌシ の息子で、神話内で釣りをしているシーンがある為、恵比寿神と同一視されています
鯛を持たしたら日本一似合う神様ですね (^―^)
流石豊漁の神です
鎮座地※
〒410-3502