星光山セイコウサン蓮華寺レンゲジ

挿絵

御本尊

[宗派]
久遠実成本師釈迦牟尼仏クオンジツジョウホンシシャカムニブツ
写真をもっと見る
  • 写真写真
    星光山 蓮華寺
    投稿者ken
  • 写真写真
    星光山 蓮華寺
    投稿者ken
  • 写真写真
    星光山 蓮華寺
    投稿者ken
  • 写真写真
    星光山 蓮華寺
    投稿者ken
  • 写真写真
    星光山 蓮華寺
    投稿者ken
  • 写真写真
    星光山 蓮華寺
    投稿者ken

口伝 全1件

平均評価(1件中): 5
  • 投稿者ken
    (7件)
    投稿日:訪問日:
    評価:5“「寺」と呼ぶに相応しい名所”

    哲学堂公園から程近い地に蓮華寺はあります。
    最寄の駅から徒歩で10分少々という距離感もあってか、それとも他の理由からか、御参りする方の多くは檀家の方と思われます。もちろん、ご近所の皆さんは御参りに訪れますが、遠方から遥々・・・といった方は少なく感じます。
    私が蓮華寺へ通い始めたのは、まだ1年ほど前からです。哲学堂公園へは時々出かけておりましたが、ここは素通りしておりました。今から思い返すと、実にもったいないことをしたと反省しております。
    蓮華寺は、一言で言うなら「実にお寺らしいお寺」となります。
    「寺が寺らしいのは当たり前だろうに・・・」
    と、言われてしまいそうですが、それには理由があります。
    寺院仏閣を訪ね歩くようになってから気づきましたが、鳥居やその他の施設の建設は、昭和三十年~四十年代の物が多く見られます。これは想像ですが、戦火で焼けたり壊れたりしたものを、戦後、世間が落ち着いた昭和三十年~四十年代に修繕、復旧を進めたためでは・・・と思うのです。
    結果、近年、更なる復興や修繕が進められ、真新しい本堂なども目にすることがあります。そして、そういった所は、一部「観光地化」している感じがあります。
    どんな理由であれ多くの方が御参りするのはよいことですが、少し残念なのは、古来のお寺らしいお寺が少なくなったと感じる部分です。
    この蓮華寺は、御参りしたくなる、実にお寺らしい空気に包まれた地です。2024年の12月に表札(?)が新しくなりましたが、境内へ一歩踏み入ると、都内とは思えない自然を感じ、広い墓地からは悠久の時の流れが伝わってきます。
    一番のおススメは紅葉の美しさです。鐘突き堂周りのモミジと、それに対する大きなイチョウの木が雄大で、11月下旬~12月上旬には「黄金の絨毯」の上を歩くことができます。
    その異世界を歩くとき、同時に天から舞い散るイチョウの葉を肩に受けますが、その自然のイタズラが、まるで神の「言の葉」として降り注いでいるようで、感動で泣けました。
    年間を通じて御参りしたい、“本物”のお寺ですが、上記の理由から特に秋の紅葉の時期がおススメです。

所在地

〒165-0022 東京都トウキョウト中野区ナカノク江古田エゴタ1-6-4

付近の寺院

御作法