二宮神社ニノミヤジンジャ

挿絵
遠江國濱名郡 大神々社
江國トオトウミノクニ二之宮ニノミヤ
[社格]
キュウ郷社ゴウシャ

御祭神

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口伝 全1件

平均評価(1件中): 5
  • 投稿者かかし
    (142件)
    投稿日:訪問日:
    評価:5“二宮神社”

    ★何気なく 数々の伝説を持つ神社★


    【短蛇大明神伝説】

    むかしむかし、ある夏の暑い日のこと

    一人の農夫が、湖岸に流れ着いていた海藻の上に小さな金色の蛇を見つけました

    海に落ちることを心配した農夫は、その蛇を拾い上げ、陸に放してあげました

    その夜、農夫の枕元に、昼間の蛇が現れます

    「私は亀が淵の主です。やさしいあなたなら、きっと私を丁重に祀ってくれることでしょう。明日の朝、今日の浜辺で私は甕(かめ)の中に入っています」と告げられました

    助けてもらったお礼として、恩返しではなく、「私を祀れ」という要求をされたようです
    (;^_^A

    しかし、やさしい農夫は言われた通り、翌朝、浜辺に向かい、金色の蛇を自分の庭に祀ります

    ですが、その後、思い直したのか、三ツ谷の清源院の境内に祠を作って祀り変えたのでした

    その後、さらに二宮神社に移され、今に至っているようです


    【御祭神】
    大物主命 オオモノヌシノミコト

    【御神宝】
    飛神曲玉


    ★飛び神伝説★

    長徳元年(995)3月1日、一羽の山鳥が大和国(現在の奈良県)より錦の袋に入った曲玉をくわえて飛来しました

    曲玉は数百からなる5色の小石でその形状もばらばらだったようです

    しかもその数も一定ではなく時に多く、時に少なくなると言います

    これはこの小石が自然と諸方へ飛び出してしまうから

    故にこの小石を『飛神様』と言い『飛神曲玉』として御神宝化されているようです

    散らばった小石は、実際には普通にその辺に転がっていたそうです

    地元の人々は、すぐに気づき、神社へ返納する習慣がありましたが、事情を知らない旅人がそれに気づくと、美しさに魅了され、つい持ち帰ろうとすることがありました

    そこで近くの茶店の主人が見張り役となり、「これは飛神様のものですので、どうかお返しください」と諭すことがありました

    ちなみに曲玉を返納すると幸福が訪れるとされていました

    この曲玉伝説には一説があり、当時この地域で多くの古墳から宝飾の勾玉が出土していたため、それを集めるための巧妙な策略だったとも言われています

    それが事実なら考えた方は天才ですね
    ( ̄ー ̄)ニヤリ


    ★鏑馬神事の起源★

    元亀元年6月28日、徳川家康は滋賀県で浅井・朝倉の連合軍と戦いました

    その戦いで大活躍したのが、中之郷出身の柴田平三という郷士です

祭り・行事一覧(2025年度)

時 期内 容
10月10日(金)~12日(日)例大祭
時 期内 容
10月19日(日)流鏑馬神事

鎮座地

〒431-0301 静岡県シズオカケン湖西市コサイシ新居町中之郷アライチョウナカノゴウ320

最寄駅・路線

最寄のバス停・路線

付近の神社

御作法