静岡 子安バス停

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静岡の新着口伝

  • 投稿者かかし
    (124件)
    投稿日:訪問日:
    ⛩三寳神社|榛原郡川根本町 “三寳神社”

    ★二本杉、あなたを見守る守護の森★

    三寳神社=三宝神社 サンポウジンジャ

    ここの御祭神の情報は得られませんでしたが、一般的には字のごとく何らかの3つの宝物があることが多いです

    ・・ってここには見当たりませんね
    (;^_^A

    ですがここには巨樹界にて一目置かれている二本杉が存在

    幹周囲 右-4.7m 左-6.2m
    樹高 右-25m 左-30m

    共に推定樹齢不明の大木です

    余りに山奥にあるために人目に触れることもなく また"天然記念物にも無指定" なことから超絶知る人ぞ知る不遇な巨木ですが、巨木巡礼者間ではかなり有名な存在な模様

    彼らにとってはまさに お宝 なんでしょうね
    ( ̄ー ̄)ニヤリ

    駐車場:スペースあり
    御朱印:ある気がしません

  • 投稿者かかし
    (124件)
    投稿日:訪問日:
    ⛩山宮浅間神社|富士宮市 “山宮浅間神社”

    ★建てないという、究極の建築美★


    山宮浅間神社には、本殿がありません
    建物の代わりに石が整然と並べられており、訪れる方の多くが首をかしげること間違いなしの雰囲気

    実はこの状況には、長年にわたる人と自然の静かな攻防の歴史があるようです

    かつて、「神社に本殿がないのは不自然ではないか」との声が村で上がり、村人たちは協力して、富士山から木を伐り出し、本殿の建設に取りかかりました

    労力を尽くしてようやく棟上げ式を迎えた矢先、その晩に突風が吹き荒れ、本殿は一夜にして倒壊してしまいました

    それでも村人たちは気持ちを切り替え、再び木を伐り出し、本殿の再建に挑みます

    ですがまたしても棟上げ式の晩に激しい風が吹き、建てたばかりの本殿は倒れ、今度は村の家々にまで被害が及ぶのでした

    このような出来事がたびたび繰り返されたため、次第に村人たちは
    「本殿を建てること自体が風の神の意に背いているのではないか」
    と考えるようになります

    以来、「山宮浅間神社に本殿を建ててはならない」という言い伝えが生まれ、本殿は再び造られることなく、現在に至っております

    その結果、山宮浅間神社は非常に風通しの良い構造を保ったまま、自然との絶妙な距離感を維持しています

    建築的には極めてミニマルでありながら、神域としての重みは失われていない

    むしろ、必要以上のものを持たないという神聖さが漂っているようにも感じられる神社だったりするようです


    浅間神社と言えば大宮にある本尊が有名

    しかし実は一番初めに出来たのはここ山宮だと言います

    ゆえにここは全国に1300ある浅間神社の中で一番古いものということになります


    山宮から大宮に浅間神社を移したのは、坂上田村麻呂

    実は山宮浅間は富士山頂上とここ山宮を結んだ直線上に作られています
    サクヤヒメは春と秋にこのルートを行き来するといいます

    このことを山宮御神幸/ヤマミヤゴシンコウと言い、通るルートが御神幸道/ゴシンコウドウです


    そこにはサクヤヒメが迷わないよう1丁目ごとに石碑が立てられました
    これが丁目石で49丁目まで今でも道端にたっているようです


    ウォークラリーみたいに辿ってみるのもいいかもしれませんね

  • 投稿者かかし
    (124件)
    投稿日:訪問日:
    ⛩若一王子神社|藤枝市 “若一王子神社”

    ★藤枝の 名前の由来は ここにあり★

    730年に創立された延喜式(古い神社リスト)に記されている神社

    にゃくいちおうじじんじゃ と読みます


    江戸時代中期に書かれた「若一王子大権現社伝記」

    この中で後三年の役(1083~1087)で八幡太郎義家(源義家)が奥州へ下る時、ここ若一王子神社に立ち寄ったと記載があります


    その時、裏山の古い松の木に藤の蔓が絡まり、藤の花が咲き誇っているのを見て

    『松に花 咲く藤枝の 一王子 宮居ゆたかに 幾千代を経ん』

    と和歌を奉納したようです

    これが藤枝の地名の由来の一説とされています

    さらにこの松は『千歳の松』とも呼ばれたようで、鍛冶町・吹屋町を千歳区と呼ぶ由来でもあるのだとか


    名の由来多き松なんですね
    ( ̄ー ̄)ニヤリ


    そんな松ですが残念ながら明治7、8年頃の台風によりすでに倒れてしまっています


    また神社裏山の境内地の照葉樹林の森(社叢)は暖地性植物が自生する北限として県の天然記念物に指定されています

    社叢とは社(やしろ)の周りの叢(くさむら)という意味

    400本近くの大小の杉や桧などの立木がうっそうと茂る草むらだそうですよ
    (。-∀-) ニヒ

    そんな裏山にも境内社がありますのでお見逃しなく

    尚、ハイキングコース入り口にもなっていますので、そのままハイキングも出来てしまいます!


    駐車場:あり
    御朱印:社務所はありますが見当たりませんでした